東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件

東京五輪のスポンサー契約の見返りに大手紳士服の企業から5000万円を超える賄賂を受け取ったとして逮捕されていた大会組織委員会の理事の関係先にさらに大手出版社から総額7000万円にもなる金が支払われていたという。その一部はこの逮捕された理事への賄賂の疑いがあると東京地検特捜部はみているとの報道があった。たいへん困難な状況下、賛否両論のある中での開催。でも始まってみれば国民が一つになって応援し、大きな盛り上がりを見せ、よろこびの涙、くやしさに溢れた涙、泣いて笑って幾多の感動をもらい、やはり、やってよかったと多くの方々が感じてくれたこの大会にまさに泥を塗った事件である。もう終わったことだからで済ませず。そんなことはあるわけないか。他にもあるのかないのかしっかり捜査をして逃げ得、もらい得を許さないでいただきたい。

汚れた大会の評価になっては、この大会に全てをかけ挑んだアスリートそしてそれを支えた人達、献身的に働いたスタッフ、ボランティアの皆さん達が浮かばれない。特にこの理事には言いたいことが山ほどある。