成田市小学生相撲大会が中止
大相撲9月場所が始まりました。4日目を終えて優勝の行方は早くも混戦模様。毎場所のように誰が優勝するのかわからない、大型化の中での小兵力士の活躍、モンゴル勢と日本人力士の対決、相撲女子の増加などで、今、相撲人気の高まりが言われています。このような中、コロナ禍で3年ぶりとなる第28回成田市小学生相撲大会(主催 成田市 成田市スポーツ協会 主管成田市相撲連盟)の開催が残念ながら今年も中止となりました。コロナ禍の中での開催ということで、多少の心配はあったのですが、出場者が極めて少なく大会として成り立たないとのことです。思い起こすと30年程前の第1回から第20回くらいまでの間、私は大会の進行、競技の進行、表彰式とマイクをにぎり、ひとり五役くらいで取り組んできたのでした。今回の中止は非常に残念です。コロナ禍の中、非接触型のスポーツ競技はだんだんと通常通り行われてきていますが、相撲はねえ、接触しないわけにはいきません。でも過去27回の中では接触せずに勝負がついたケースがたしか2、3度ありました。どれも立ち会いと同時につんのめり接触せずに勝負がついたというわけです。決まり手は何でしたかなあ、わからずはたき込みにしたかもしれません。以前は100人を超える参加者で会場は熱気に包まれ、賑やかな応援で大いに盛り上がったものでした。相撲競技は子供たちの心身を鍛えるのに最適です。礼儀も習得しますし、思いやりの心も育みます。
勝っても負けても、まわしをつけて土俵にあがることは少年少女時代の貴重な思い出になると思います。来年こそは復活できることを信じて、皆で打倒コロナ、災いを押し出しましょう。


