議員は先生かしら

昨日、9月議会が終わりました。27日間の長丁場でしたが22議案全てが可決されました。思えば、初日の9月2日に雨宮議長が議長職を辞任したことにより、議長選挙が行われ、荒木副議長が新議長に選ばれたのです。そのため副議長職が空席になり、副議長選挙も行われ、新副議長に飯島議員が選ばれるという一連の出来事がありました。一般の方はさほど感じないかと思いますが、私たち議員にとって議長選挙が行われるというのはたいへん大きな出来事なのです。

ところで昨日、こんなニュースがテレビで流れたのです。見た方も多いと思いますが。大阪府議会ではこれまで議員を呼ぶときに何々先生と呼んでいたのを改めることにし、何々議員もしくは何々さんと呼ぶことにしたという。

はあー、そんなことがニュースになるの? 我々成田市議会ではとっくの昔にそんなことは改めましたよ。ついでに以前は、議場内では議員は全て何々くんと呼ばれていましたが、女性は何々さんの方が良いなどの意見も出、協議した結果、男女を問わず全て何々議員と呼ぶことに統一したのです。ともすれば、議員を何々先生と呼びたくなる年輩の職員の皆さんも初めの頃はうっかり先生と呼んでしまったりもありましたが、今ではすっかり慣れ、何々議員が定着しました。先生と呼んでいたのは、昔は議員のなり手が医者や弁護士などが大半だったことなどから、先生と呼ぶ風習が残ったという説が有力だそうです。一般社会で先生と呼ばれるのは、学校や幼稚園などの先生、医者、学者、弁護士など士のつく資格をもった方々、主にそのくらいでいいと思いませんか。