京都府亀岡市 岡山県倉敷市の視察 その1
昨日からの25,26日と1泊2日の日程で、京都府亀岡市と倉敷市へ市議会経済環境常任委員会の行政視察で委員5名と議会事務局員1名の計6名で環境問題への取り組みの視察に行って来ました。初日朝の出発は冷たい風がふき、とても寒い中でコートなしではつらいという気候の中出かけました。
京都の亀岡市というのは、あの世界の京都市の西隣に位置しており、電車、車どちらでも京都へ20分、大阪へは1時間という観光や通勤にとても便利な人口8万7千人の住宅都市です。新幹線からの乗り換えの京都駅は人でいっぱい、また亀岡へ向かうJR電車もぎゅうぎゅう詰め、土地勘のない我々は、「午前中なのにどうして?」と、すぐわかりました。途中の嵐山駅、保津峡駅で大半のお客さんが降りました。さすがは京都、平日だが秋の行楽シーズン、人でいっぱい。
さて、この亀岡市は全国に先駆けて様々な環境問題への取り組みを推進し、世界に誇れる環境先進都市をめざしています。そのひとつを例に挙げると、プラ製レジ袋提供禁止条例を制定し、昨年2月には市内のレジ袋はゼロになりました。
そしてそれは、エコバッグの持参率が同時に100%となったということです。
すごい。なかなか出来ませんよね。これはほんの一例で、全ての「プラごみゼロ」を目指して企業の協力を得ながら、全市をあげて着々と進んでいました。
いやーすごい、参りました。環境問題後進市などと呼ばれないように、我が市でも少しギアを上げなければならないでしょう。ここまでなった亀岡市でも、たった2人の保津川下りの船頭さんの地道な清掃活動から始まったのだそうです。
やればできる?かなあ、でもやるしかないでしょう。
追伸
亀岡市役所の玄関を入ると小さな水槽があり、淡水魚と思われる10㎝くらいの魚が数匹泳いでいました。 写真あり
天然記念物の「アユモドキ」という魚です。
絶滅したのではと危惧されていたのが、ここ亀岡市で見つかり大切に保護されています。泳ぐ様がアユに似ているからの名前だそうです。亀岡市と岡山県の一部にしかいないそうです。もちろん絶滅危惧種です。






