経済環境常任委員会 市内施設視察
委員会終了後、経済環境委員で完成間近の2施設を視察しました。
まずは吉倉に完成し、来月から供用開始となる成田浄化センターを見学しました。浄化センターとはし尿(ヒトの排泄物である大便小便、トイレットペーパー)をきれいな水に浄化して川へ放流する施設です。市内の下水道が整備されてない地区のし尿や合併処理浄化槽の汚泥などが集められ、ここで処理され脱臭されたきれいな空気と水になり排出されます。また残りの成分は脱水され助燃剤となり、ごみ処理施設で新たな燃料を使わず一般ごみといっしょに燃焼され、脱炭素化社会に貢献されます。地上3階、地下1階ぐるり全体を見ましたが、とてもここで、言い表せられないほどのすごい施設でした。
続いて、いずみ聖地公園内にできた合葬式墓地を視察しました。近年、ニーズの高まっている承継を必要としない墓地として、焼骨を個別に預かる納骨室と多数の焼骨を合わせて埋蔵する合葬室とからなる施設です。通常合葬は、骨壺に入れた状態で20年間納骨室で預かり、その後は納骨袋に入れ替えて合葬という形で埋蔵します。他にはじめから、市指定の納骨袋に入れた状態で合葬室に直接埋蔵する方法もあります。現在のところ7000体までの収容能力があるそうです。
利用するには市民になって1年以上など、いくつかの申込み資格があります。









